どうする?あの人の困った行動 番外編―扉に苦戦する人―【行動分析研究所】

こんにちは、こぱんです。

応用行動分析という学問を日常で使うための研究をしていきます。
僕の経験や聞いた話、皆さんから寄せられた話を応用行動分析の視点で分析し解決策を探していきます。

どうする?あの人の困った行動 番外編

行動分析研究所
―扉に苦戦する人―

はじめに

今日は友人から聞いた話がとても面白く、行動分析的にも分析しがいのある事例だったので紹介します!ただ、謎すぎて解決策とか浮かびませんでしたが、そんな謎な行動にも行動分析できるからやっぱり面白いですよね。今日は、ちょっぴりふざけて、ゆるくいきますね(笑)。
ゆったりしていってください!

エピソード

友人は髪を切りに行きました。そこで待っていると、帰り際のおじさんが扉の前で何かしているのです。何してるのかなと思い、ちらっと見ると衝撃でした。

手動の扉って[押][引]っていうマークが書いてありますよね?
なんとそのおじさんは、扉を開けるためにそのマークを一生懸命、親指で押していたんですよ!何度も何度も。もちろん、取手もあるのにですよ?謎すぎて目を疑いますよね(笑)。

そのあと、店員に「押してください!」と言われてさらに強くマークを押していたので、どうしようもないですね。最終的に店員が開けてあげていました。

行動分析をしてみます。

今回行動分析的に考えると余計に謎なんですが、そこが面白いんですよね。

おじさんは、ボタンを押すと扉が開くと思っています。しかし、扉は開きません。普通その後どうしますか?マークを押すことをやめて、取手を押しますよね……。

消去されない……
以前、消去法をご紹介したときの例を覚えていますでしょうか?テレビのリモコンのスイッチを押して、もしテレビがつかなければ、何度か押してしまう(消去バースト)。その後、スイッチを押す行動が消去されて、電池を確かめるなど別の行動に移るのが普通なのですが、この人は違います。

マークを押しても扉は開きません。そこで、もう一回強く押します。(消去バースト)
でも、開きません。ここまでは一緒ですが、その後もずっとひとりでマークを押し続けているのです。

マークを押しても扉が開かないのに、マークを押す行動が消去されない!という何とも奇妙な現象が発生しているのです。ありえない……。

いや、とはいえ僕のプライドにかけて、冷静に分析してみます!
まず、ボタンを押すという行動が発生した理由を考えてみますね。

  1. ただぼーっとしていたとか、別のことを考えていた。
  2. 今までの経験でそのマークを押すと扉が開いた。

この2パターンならば、やっぱりマークを数回押せば行動は変わるはずです……。

わかりました!

  1. 注目を浴びたい。

もう、これしか考えられません!!
確かに、その後おばさんに声を掛けられ扉を開けてもらうという、一種のコミュニケーションが成立しています!!きっとおじさんは、もっとかまってほしかったのですね!

ちょっとこじつけ感もあるのですが、ぼくの技術だとここが限界ですね。(笑)
でも、わからなくもない解説にはなったかと思います!

コメント大募集!

皆さんの経験をコメント欄やお問い合わせにて教えていただければお答えすることもできます!
ぜひ、お寄せください!

次回

どうする?あの人の困った行動 No.24
―大きな声を出す子―

今までのおさらいとして、「大きな声を出す子」について考えてみてください。
いろいろな場面が想定されますが、考えやすい場面でいいです。
授業中?他の子と雑談しているとき?家事をしているとき?予告もなく突然?
友だちとけんかしたとき?なにか失敗したとき?

ぜひ、考えてみてください。
次回、僕なりの答えをさらっと解説します!

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