成果を出す行動変容術 No.10-2―真の集中力を手に入れろ 基礎編②―【行動分析研究所】

こんにちは、こぱんです。

応用行動分析という学問を日常で使うための研究をしていきます。
僕の経験や聞いた話、皆さんから寄せられた話を応用行動分析の視点で分析し解決策を探していきます。

成果を出す行動変容術 No.10-2

行動分析研究所
―真の集中力を手に入れろ 基礎編②―

はじめに

フローという言葉をご存知でしょうか。ゾーンというとイメージが湧きやすいと思います。スポーツ選手が、周囲が驚くような大金星といわれる成果やパフォーマンスを発揮したとき、「試合中に周りの音が一切入っていないぐらい集中していた」と表現することがあります。この感覚をフローと呼び、上記のように高い集中力と想像以上のパフォーマンスを発揮できる状態であることを指します。

アニメ・漫画で言うと、『鬼滅の刃』の全集中○○の呼吸や『ドラゴンボール』のかめはめ波などはフローに入っているからこそなせる技です。また、彼らの修行シーンをみても、集中力を高める修行がありますよね。これらは、現実に住んでいるぼくたちにも使えるテクニックだったのです!!

フローという状態とは

具体的にフローに入っている状態とは、以下の感覚が起こっているときだと言えます。

没入する。

あなたが楽しいと感じるときはいつですか?例えば、ストーリー性のあるゲームでは自分もゲームに入り込んだかのような感覚にしてくれますよね。本当に楽しい瞬間は過去を振り返ったときに浮かび上がっていませんか??ふと、我に返ったときや、物事が終わったあとに出来事を振り返り、楽しかったと思うことの方が多いはずです。
この感覚が、フローに入っているといえます。

時間感覚が早い

夢中になっているときって「え、もうこんな時間!?」となった経験は誰しもあるはず。とくに小学生のとき、休み時間はすぐに過ぎるのに、授業は長く感じることって良くありましたよね!!
本当に楽しくて集中しているときに、時間はあっという間に過ぎていくのです。

フローに入るための条件

さあ、いよいよフローに入るための条件をお教えします!!これをマスターすれば、きっとあなたのパフォーマンスが変わるはずです!

    1. 得意なことである。

これは、大前提です。苦手なことはやはりつらさがあります。なぜなら、思いどおりにものごとが進まないからです。得意だからこそ、次の条件を満たすことができるのです。

    1. 明確な目的

なぜこれをするのか、これをした結果どうなるのかが明確なものほど、フローに入ることができます。例えば試合では、やることが明確です。自分のポジションや技術によってやることは明確ですし、役割を遂行した結果チームの勝利に導けることも明確です。

    1. レスポンスの早さ

これは、行動した成果がどのくらい早く得られるかということです。例えば、ゲームはこのレスポンスが恐ろしく早いです。レベルアップやアイテムという形で現れます。
また、やる気にも関わる部分ですが、私たちのやる気は小さな進歩が支えてくれています。少しでも、前に進んでいるという感覚があるとやる気は持続されるのです。小さな目標を細かく設定していってレベルアップを図る方法として、スモールステップが有名ですね。

    1. 適切な難易度

これは、昔から言われていることでもありますし、誰しもこんなアドバイスをしたり、聞いたりしたことはありませんか?
「少し背伸びをしてやっと届くくらいの難易度を設定しなさい。」
これ、わかるようでわからないと思いませんか(笑)。言いたいことはわかるし、反論もないけど、じゃあ具体的に自分の課題にどう当てはめていいのか分かりづらいですよね??
最近接領域で有名なヴィゴツキーによると、知っていることと知らないことが半分づつだと学習効果が高いとしています。このアドバイスなら、挑戦したい物事にたいして、分析をしながら取り組むことができますよね。

    1. 自分で状況をコントロールしている感覚

仕事の満足度を高める方法でもあるのですが、例えば資料制作で自分でレイアウトを決めることができるなどある程度、裁量権があることがフロー条件の1つです。スポーツの選手のインタビューで、「なんでもうまくいくような感覚だった。」と聞いたことはありませんか?フローは高い集中力を維持している状態とも言えるので、こういった言葉でもフローに入っていたとわかりますね。

    1. 活動そのものに価値を見いだすことができる。

あなたが、その仕事や趣味をしている理由はなんでしょうか。お金ですか?名誉ですか?趣味なら楽しいからという理由が最も多いでしょう。活動そのものの価値とは、お金や他者からの評価と言った、外発的なものではなく、自分が楽しい、好き、ずっと続けていたいといった内発的な気持ちこそが価値となります。

以上でフローの条件は終わりですが、いかがでしょうか。見れば見るほど、スポーツやクリエイティブな仕事が自然にフローに入りやすい条件ということがわかると思います。しかし、条件を知った今、1日の中でフローに入れそうな仕事を洗いだし、自分なりに条件を整えることが可能となりました。あの仕事は、自然と集中しているなという仕事があれば、フローに入る条件のいくつかは整っているかもしれません。
アニメのような超集中状態を作り出していきましょう!!

おわりに

もちろんフローには、好きなことや得意なことという前提がありますから、練習や勉強、仕事のすべてにおいてフローの条件が整うことはないと思います。しかし、これを知ることで、フローをデザインしながら働き方や練習メニューを組み立てることが可能になるのです。

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次回

成果を出す行動変容術 No.11-1
―真の集中力を手に入れろ 部活動編①―

部活動で集中力がないなと感じる瞬間って多々あるとおもいます。そのときの指導法として、注意したり一旦集合させて考えさせたりされていると思います。でも、前回と今回の記事を組み合わせれば、自然と集中力を高めて練習に臨み、一段上の成果を手にいれることができます。来週からは、その具体的な方法を考えていきます。

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