成果を出す行動変容術 No.8-2―ゲームと脳科学から学ぶモチベーションの高め方 勉強篇②―【行動分析研究所】

こんにちは、こぱんです。

応用行動分析という学問を日常で使うための研究をしていきます。
僕の経験や聞いた話、皆さんから寄せられた話を応用行動分析の視点で分析し解決策を探していきます。

成果を出す行動変容術 No.8-2

行動分析研究所
―ゲームと脳科学から学ぶモチベーションの高め方 勉強篇②―

はじめに

前回に引き続き、勉強篇です。

知識の断絶

学習においてこれほど重要なことはないでしょう。人は、『穴』を埋めたくなる生き物です。
空欄があれば埋めたくなるし、数独も少しやれば全部埋めたくなってくるものです。つまり、抜けがあることにもやもやを感じるとともに、その穴を埋めることにとても真剣に取り組んでしまうのです。1つの習性ともいえるべき行動ですね。では、知識の断絶とは何でしょうか。
これは、知識の抜けをあえて作るということです。どういうことかと言いますと、読書で例えると、本の目次の中から自分の興味のある部分だけ読みます。でも、その興味のある個所は前後の繋がりが必ずあります。そうすることで、「断片的に知っている。」という状態になり、空欄がある時と同じようなもやもや感を生み出してくれるのです。そうなれば、やる気は自然と出てきます。しかし、読書と違って、勉強は興味のあるものもあれば、全く興味のないものもあるでしょう。先週話したご褒美を工夫するといいと思います。

進展フィードバック

人は、進歩しているなと感じることが本当に大切です。進展フィードバックはこの進歩を感じるようにすることでやる気を生み出す方法です。

具体的な方法は、勉強でいえば、点数が一番わかりやすくなじみのあるものでしょう。その意味では、やはり定期的に模擬試験や、過去問を解くことは効果のあることでしょう。模擬試験だと、順位も出てさらにやる気につながることもあります。
しかし、このような競争に興味をもてない方もいるでしょう。そのような方は、どのような知識が手に入ったかを可視化するとよいでしょう。具体的には、英語が一番わかりやすく、今日覚えた文法や単語が日常のどの場面で使えそうかを考えることです。数学や理科も比較的日常に落とし込みやすい分野でしょう。
ちなみに、歴史は日常に落とし込みにくいですよね。でも実はあるんです。そのヒントは人気テレビ番組の「しくじり先生」方式です。歴史の多くは偉人の成功体験と結果を中心に学んでいきます。しかし、本当は失敗こそ宝なのです。人は成功よりも失敗から密度の濃い情報を得ることができます。つまり、成長するには失敗から学んでいく方がいいのです。
徳川家康が天下をとったエピソードよりも、戦に負けてウンチをもらした肖像画で有名なあの絵を見ながら、なぜこのとき負けたのかを知る方がよっぽど自分の人生と結びつけることができます。東進ハイスクールの林先生は、戦で負ける武将の特徴は情報不足だ。とおっしゃっています。僕は、このとき自分の失敗を振り返って情報不足が原因だというものをいくつも見つけました。
このように自分の興味や人生に結びつくことができれば、モチベーションも湧いてくるのです。

知識の断絶と進展フィードバックをうまく勉強に生かすために、参考書や問題集だけでなく、一般書も読んでいくことをお勧めしています。大手の会社が出している参考書よりもより、身近に感じられるような工夫や端的にまとめていることが多く、興味をもつきっかけになるかもしれません。

スニペットリマインダ―

ゲームは次に行うべきことが明確です。1つのステージをクリアしたら、次のステージに案内され、ある程度のヒントが出されます。しかし、日常的に勉強は終わりがなければ、次にやるべきことは慣れていないと、舜次には出てきません。つまり、自分の現状を把握し次に何をすべきかを明確にする必要があります。例えば、1日のスケジュールはまさにスニペットリマインダーの考え方です。

また、次にやるべき勉強は、予備校講師などのプロに聞いた方が早くて確実でしょう。親身に考えてくれる人ならば、試験までの道筋まで丁寧に教えてくれるかもしれません。

ログインボーナス

どうしても勉強のやる気がでないときがあると思います。人間は、なにかを始めないとやる気が沸いてこない少しやっかいな生物です。やる気がないのにやり始めないとやる気がでないとは困ったものです。でも、これは事実ですのでここを乗り越えないと、なにも得ることはできません。

よく聞くアドバイスとして「とりあえず、始めてみる。」というものを聞きます。これは本当に当てはまります。簡単なことでもいいから手をつけることでやる気になってくるのでそのまま、やらなければならないことにスムーズに移行することができます。
しかし、もっとやる気がでない場合諦めろというのでしょうか。自分は根性が足りないと思わないと行けないのか。
いえいえ、そんなことはありません。次の問いに答えてみてください。
あなたはスマホゲームをしていました。しかし、最近飽きてしまって以前のように熱をもって取り組んでいません。やるとしても電車の待ち時間くらいです。しかし、あなたはそのゲームに毎日ログインだけはしています。なぜですか?

そうですよねログインボーナスというものがもらえるからです。あなたは、一応もらえるものはもらっておこうくらいの気持ちでログインをしてアイテムやコインをもらっていますよね!そして、そのまま閉じることもあれば、ログインついでに少しゲームをすることもあるはずです。さらに、少しゲームをする予定が思ったより長時間プレイしてしまったという経験もあるはずです!!!

もう、まんまとゲーム会社にのせられていますね笑。

スマホゲームをあまりしない方、これから説明しますね。
無料のスマホゲームはおおむね広告費で収益を得ています。そのため、ユーザーにログインしてもらったり、できるだけ長くプレイしてもらう必要があるのです。もちろん、アイテムをゲットするために直接お金を支払ってもらって利益を得ることもありますが、いずれにせよログインをしてもらうということが非常に大切なのです。だから、ログインをするだけでコインやアイテムをもらえるシステムを作り、ログインだけでもしてもらいたいのです。

これは応用するしかないですよね!?
たとえば、苦手な物理の問題集を開くだけで10円もらえる。1問でも解くことができれば、50円もらえる。というようにするといいと思います。ここの報酬設定は難しいところですね。ぜひ、自分なりのボーナスを考えてください!

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次回

成果を出す行動変容術 No.9-1
―ゲームと脳科学から学ぶモチベーションの高め方 子育て篇①―

次回は子育ての中で大変なことの1つである、着替えについて考えていきます。着替えをどうやってゲーム化するか、お楽しみに!

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