男の子と女の子でほめ方と叱り方を変えるべき理由

結論;男の子を褒めるときは、結果の優位性を強調して、女の子は、プロセスを認めてねぎらいながら褒めましょう。

  • 高学年の子どもたちに褒めても、あまり響いていない
  • 褒め方が似ていて形式的になっている
  • 叱っても響いていない
  • 思春期の子どもたちと距離を感じてしまう
  • 以上のお悩みを解消いたします。

はじめに

高学年になると男の子も女の子も難しい時期に入ってきます。

大人への疑問、友人関係の葛藤、将来の不安などが子どもたちの言動に現れ、学級経営にも影響を及ぼすことと思います。

こうした中で、教師が注目すべき点は、男女の思考の違いに注目したアプローチです。

今回は、男女それぞれに響く褒め方と叱り方をご紹介します。

相手をくすぐる褒め方

男の子

男の子は結果に対してストレートな評価が響きます。

例えば、テストで高い点数をとったら

「今回のテストは難しい方だけど高得点だね!すごいじゃん!!」

このように結果に重点を置いた褒め方が響くのです。また、「難しい方だけど」などのように自尊心をくすぐるような言葉を添えることがポイントです。

女の子

一方女の子の場合、プロセスを褒めた方が響きます。

「前回よりも10点上がったね。一生懸命ノートをとったり、宿題も頑張ってたもんね。」

というように、プロセスを労うように褒めるのがポイントです。

というのも、女の子は、拡大思考をする傾向にあるからです。拡大思考とは、前後の文脈を想像するととらえてください。

つまり、この場合、結果に対して、過去にどのように頑張ったかを思い出す傾向があるのでプロセスを、褒めることで女の子に響きやすい褒め方になるのです。

叱り方

男の子

男の子はできるだけシンプルに叱るべきです。というのも、男の子の傾向として、複数のことを同時に考えることが苦手です。その分、1つのことをより深く考える方が得意です。

このような傾向があるため、

例えば宿題をよく忘れる子がいたとします。

つい、「あなたはいつも落ち着きがないから」とか「中学生で、勉強についていけなくなるよ。」といった、過去や未来を持ち出して叱ってしまうかもしれません。

しかし、宿題を忘れたことと過去や未来の指摘が繋がらないので、混乱してしまいます。

もちろん、教員としては、子どもの行動の傾向を指摘し、将来をイメージさせたりすることで行動の改善を促そうとしているのかもしれません。しかし、それでは相手に受け止めてもらうことができません。

むしろ、反発される可能性も秘めています。

男の子の場合、「シンプルに叱る」を心がけてみましょう。

シンプルとは、先ほどの例で言うと、今日忘れた宿題のことだけを叱るのです。もちろん、多くの先生はあまり叱らず、次どうするかということを考えさせていると思います。

それは、とても素晴らしいですが、仮にしょっちゅう忘れる子どもでも、過去は過去として置いといて、今日なぜ忘れたのかを聞き出し、反省と別の改善を考えさせる方が効果的です。

女の子

女の子の思考の傾向は、拡大思考です。

例えば、宿題を忘れたとします。仮に原因がその子のメモ忘れと判明したとすると、教師は次のように指導するでしょう。

「きちんとメモをして、確認しようね。」

男の子の場合なら、これで構いません。しかし、女の子の場合、拡大思考してしいまい、次のような思考を巡らせる可能性があります。

「日頃からメモをとる癖をつけていないから、宿題を忘れちゃったんだ。これからも、同じように忘れてしまうかもしれない。次また宿題を忘れたら今度は、相当叱られるかもしれない。どうしよう。」

このように、過去の経験や未来の不安が押し寄せてきます。そこで、教師は「過去も未来も大丈夫だよ。」というニュアンスを含んだ指導を心がけると良いでしょう。

例えば、

「この前、教科書を忘れたときは、友だちに借りることができたね。だから、大事なことは次はどうすればいいかなって考えることだよ。」

直接は関係なくても、

「あなたは、過去にミスをきちんとフォローした経験があるから、今回もこの先も大丈夫だよ。」

というメッセージを伝えると拡大解釈を防ぐことができます。

男女で響き方が違う理由

昔は男女で役割がありました。男は狩猟に出掛け女は、拠点に残って子どもの世話などをしました。

狩猟は、獲物を1つに絞りそこにめがけて全力で狩りを行います。そのため、1つのことに集中することに長けているのです。

また、種を残すために、他の生物よりも強いということをアプールせねば行けません。だから、男の子には自尊心をくすぐって褒め、逆に自尊心を傷つけず反省を促す言葉が求められるのです。

一方、女性は強いコミュニティに所属しないと生きていけませんでした。よって、相手の気持ちを汲み取りながら相手と上手く付き合う術に長けているといわれています。

その頃の名残が今の私たちにもあります。だから、男女で考える傾向が違ってくるので伝え方も変えなければなりません。

おわりに

今回はわかりやすく男の子と女の子で分けましたが、もちろん、傾向であって、女の子であっても、論理的に考える方が得意なタイプもいますし、男の子であっても共感的な姿勢の子もいるのです。

ちなみに私は、自分の評価ですが、男性脳4割で女性脳6割という感覚です。

高校生のときこんな経験がありました。

高校のときの友達が、よく話を遮る人でした。ぼくは、絶対にそんなことをしないので、本当に理解できませんでした。

「いや、今喋ってるんだけど!」

と、内心思っていました。

そのときは、相手の性格のせいだと思っていましたが、男性脳と女性脳という考え方を知ると納得しました。

男性は、相手より優位に立とうとするので、相手を遮ってでも自分の正しさを主張します。

一方女性は共感的な姿勢なので最後まで上手く相づちをうちながら聞きます。

こう考えると、極端な男性脳と女性脳の持ち主同士なら、一生分かり合えないんだろうなと思いますよね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です