結論:小麦粉ねんどやスライムは最初だけ大人が準備すればあとは一人で遊ぶことができます。あとは、高価ですがトランポリンも一人で遊べるのでおすすめです。
雨の日とか外で遊べない日って何して遊べばよいか困りますよね。ゲームばっかりもよくないとは思いつつ、しょうがないから「今日だけね」って許しちゃうこともあるはず。
今日の記事では、室内でできる遊びをご紹介します。お子さんが一人で遊べるものを紹介するので、家事をする時間も作れちゃいます!
また、できるだけ脳にも良い刺激になるような、まさに特別支援学校で取り組んでいる遊びを紹介するのでぜひ参考にしてください
目次
発達障害のお子さんにおすすめの雨の日室内遊び5選
発達障害のお子さんと遊ぶときに考えたいのは、刺激と感覚です。お外なら走ったり遊具を使ったりと常に刺激が入る状況になるのですが、おうちだとなかなか難しいですよね。だから、適度に感覚を使ったり刺激のある遊びを用意した方が良いのです。
今から紹介する遊びは、特別支援学校の子どもたちが45分以上集中した遊びです。ぼくなりの分析ですが、自由度が高く工夫できるところも多いので、飽きにくいんだと思います。
ちなみに、対象のお子さんは発達段階が1歳から2歳半くらいをイメージしていただければよいかと。
カタさが自在 小麦粉ねんど
小麦粉ねんどは小麦に、水を溶かしてこねるだけで完成です。とても簡単ですが、子どもたちにかかればどんどん創造して素敵な作品になっていきます。
また、小麦粉ねんどはカタさを調節できるので、いろいろな感触を楽しめるのも良いところ。カタくしたければ、粉を増やし、ねばねばにしたければ水を増やすだけでいいんです。子どもたちの創造に任せてカタさの違う小麦粉ねんどを組み合わせるなど工夫の幅がとても広いんですよ。
食紅で色を付けるとさらに、ワクワクとした表情になりますよ!
パチパチスライム
スライムは、小麦粉ねんどよりも少々手間ですが、スライムにしかだせないのびやパチパチとした音が魅力的です!
スライムは作るのに手間がかかるので、集中力がない子の場合少量から初めて見てください!
スライムの作り方
【容器1】洗濯のりと水を1:1の割合で混ぜます。。
【容器2】別の容器にホウ砂水(ホウ砂:お湯=1:12程度)を作ります。
【容器1】と【容器2】とコーンスターチ混ぜます。
コンスターチをたくさん入れることでより大きくパチパチと音が鳴るようになります。
※パチパチ音をさせるためにはちょっとコツがいるので下の動画を参考にして遊んでください
透明感のある片栗粉ねんど
料理でとろみをつけるときに少量の片栗粉を混ぜますよね。もし、水にたくさんの片栗粉を混ぜて火を通すとどうなると思いますか?
実は、透明な塊になります。べちゃべちゃとした感触なので苦手なお子さんもいると思います。でも、色をつけて実践したところ、見た目の鮮やかさから意外と「触ってみたいな」という気持ちになる子もいました。
苦手な子はすぐに手を洗えるようにしたりビニール手袋をつけて遊ぶようすると取り組めますよ。
寒天
寒天は、握りつぶすとめちゃくちゃ気持ちいいですよ!ただ、一度くずすと戻らないので注意が必要です。個人的には、寒天のもとを分量2倍にするとめちゃくちゃカタくて面白いです。
手で崩してぐちゃぐちゃと混ぜる子もいましたし、クッキーで使う星の型やハートの型をつかって先生に配っている子もいました!
年齢が低いお子さんの場合は、食べても良いよいうに食紅を使いましょう!
トランポリン
子どもで嫌いな子はいないくらい、トランポリンは人気です。楽しすぎて休み時間と授業の切り替えが大変なのですが、とてもよい運動になっていましたよ。
実は自宅でもできるミニトランポリンも売っています。
ちょっとした小ワザですが、「雨の日だけ」のような条件をつけると飽きずに長い時間遊ぶことができますよ。「雨の日にしかできないレアな遊び」というのが子どもたちの遊び心をくすぐります。
COLUMN 発達障害の子の運動嫌いの原因は?
発達障害のお子さんの中には、通常級の体育についていけなくて運動嫌いになる子も多いです。周りについていけない、友だちは優しく励ましてくれるけどそれがつらい。できない自分がはずかしい。そんな経験からスポーツに挑戦するという気持ちがなくなってしまうことがあります。
でも、それは、発達段階に合った運動ではなかっただけのことです。トランポリンで楽しい運動経験を積み、少しずついろいろな運動に挑戦するよう言葉をかけると良いでしょう。
おうち時間に限界が来たら……
発達障害のお子さんの集中力を考えると、たくさんの遊びを知らないとなかなか大変ですよね。たくさん調べても、その子にハマらなかったらもって5分、いや5分だけでもありがたいかもしれませんね。
今日紹介した遊びは、自宅でできるのでぜひやってみて欲しいですが、もちろん、飽きます。さらに、年齢が上がれば上がるほど遊びを考えるのも難しくなっていきます。
もし、限界だなと感じはじめたら、いろいろなサービスを利用しちゃいましょう。例えば、習いごとなんていいですよね。送り迎えが難しいなら今ではオンラインでも習い事ができる時代です。
しかも、コロナ禍ということもありいろいろな習い事でオンラインを用意してくださっています。もし、興味があればこちらの記事をご覧ください。オンラインでできる習い事を集めてみました。
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