【特別支援学校】発達障害の子のトイレトレーニング。タイミングと進め方をご紹介!!

結論

トイレトレーニングをはじめる目安は、排泄して気持ち悪いと感じるかと、2~3時間程度おきにトイレで排泄ができるかがポイントです。本記事は、以下のお悩みを解消します。

  • 特別支援学校での排泄指導が気になる
  • 排泄指導のやり方が知りたい

はじめに

今回ご紹介するやり方は、私が実践してきたことであり、一般的な手順だと思います。しかし、当然のことながら子どもによって排泄指導の手順は臨機応変であるべきなので、一概に当てはまる訳ではありません。

布パンツに移行する基準

私は子どもの認知発達や排泄後の行動を観察して取り組むかどうかで決めます。

基準としては、以下の4つです。

  • オムツに排泄をして気持ち悪いと感じるか。
  • 1時間半以上ためることができるか。
  • 排泄しているタイミングがだいたい同じ(朝の9時とお昼食べた後にほぼ出るなど)
  • 「○時になったからトイレに行こう。」という誘いに応じることができるか。

 

もちろん、4つとも全てできるのであれば、オムツはすぐに外れます。おそらく2週間もすれば布パンツでの生活が定着するのは間違いありません。でも、たとえどれか1つだけでもできるのであれば布パンツにチャレンジすることが多いです。

しかし、トイレのタイミングが定まらないとスムーズにはずれないことがあります。決めた時間でトイレに連れていっても出ないというパターンだとオムツをはずすかどうか迷います。

また、1時間以内に1回以上、オムツを変えるほど頻尿の場合も、布パンツチャレンジは見送ることが多いです。

布パンツに移行する3つのステップ

どのような手順で排泄を指導するのかご紹介します。

ステップ0

まずは、オムツのままで、決められた時間にトイレで排泄できるかを確認します。教員の促しに応じて排泄することができればOKです!

できなければ、オムツのままで決めれた時間にトイレに行く練習からはじめます。

上記のことができるようになったら、布パンツでの生活がスタートです!!

ステップ1

学校についたらトイレにいってオムツから布パンツに履き替える習慣をつけます。(スクールバスで漏らすのを避けるため、オムツで登校するケースが多いです。)

履き替えたら、あとはいつも通り学校生活を送ります。事前に、排泄するタイミングを把握していると思うので、子どもにどのタイミングでトイレに行くのかを朝のうちに伝えておきます。

例えば、「3時間目の後と給食食べた後にトイレにいくよ。」などと伝えます。

あとは、この繰り返しです。少しずつ排泄はトイレでするものだ」ということがわかってくるはずです。

ステップ2

慣れてきたらバスでの布パンツにチャレンジしたりデイサービスさんに通っていれば連携して布パンツで過ごす範囲を広げていきます。

トイレトレーニングを継続するか検討すべきケース

トイレトレーニングの際にちょっとしたつまづきがわかる場合があるのでご紹介します。特に自閉症のお子さんの場合、自分のルールがあるため、認知発達が十分でもスムーズにいかない場合があります。

お家のトイレ以外でできない

お家だとできるけど、学校や外出先ではトイレにいくことを拒否し、オムツが外れない場合があります。

自閉症のお子さんのこだわりは、ある程度受け入れなければならない側面があります。というのも、こだわりを少なくする画期的な方法がないからです。

解決に向かう最も多いケースは成長する過程でさまざまな経験を通して、少しのイレギュラーなら受け入れることができるようになるケースです。成長する過程で、不思議と受け入れてくれるようになった結果、外でも布パンツで過ごせるようになることがあります。

小便はトイレでできるけど、大便はオムツでないとしたくない

生まれて3歳まではみんなオムツです。そのため、「オムツでないと排泄したくない!」というこだわりができてしまうケースがあります。

この場合もこだわりですので、無理矢理促しても逆効果ですし、先ほど述べたように成長を見守ることしかできません。

しかし、このケースの場合1つ方法があります。排泄後オムツに出たうんちをそのまま捨てるのではなく、子どもと一緒にトイレで流せば、トイレですべきだということを伝えられます。

また、子どもに流させることで子ども自身が一連の行動をめんどくさいと思えば、トイレで排泄するきっかけになるかもしれません。なので、オムツに出たうんちは子どもと一緒にトイレに流してみましょう。

トイレに促しても排泄せず、教室に戻って5分以内に排泄している

このケースのお子さんは、トイレで排泄をすることがまだ結び付いていないと考えられます。2時間おきにトイレに連れていったり、絵カードなどでトイレで排泄することを試みたりしますがなかなかトイレで排泄できません。

これはいったんオムツに戻してもいいかなと思う水準です。しかし、成長の過程でトイレと排泄が結び付くように、例え失敗するとしても布パンツでトレーニングを続ける先生もいらっしゃいます。

これは、先生と保護者の考え方次第ですのでトレーニングの方向性を改めて相談してみてください。

トイレトレーニングをやめた方がよいケース

トイレトレーニングをはじめるのは早いかなと感じるのは以下の場合です。

  • 排泄するタイミングがバラバラ。
  • 漏らしても気持ち悪いという感覚がなく平気。

これらの場合、膀胱や感覚が未発達だと考えられるため、布パンツはおすすめしません。

もちろん、排泄したらすぐにトイレに行ってオムツを変えて、「スッキリしたね。」と言葉をかけることはとても大切な支援です。

おわりに

トイレトレーニングを行うメリットは、自分でトイレに行けるようになれば保護者の方にとって楽になることですよね。

それを承知の上で教員も取り組みますが、全てのお子さんでスムーズに行く訳ではないので、長期的な視点で取り組んでほしいと思います。

また、トイレトレーニングは、お家と学校の連携がとても大切なことの1つです。ぜひ、お家でどのように取り組んでいるかということや、保護者の方の困り感を教員に伝えてみてください。それをヒントにいろいろな支援方法を考えてくださると思います。

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