小1の壁の原因と対策

  • 来年小学生になるけど、学校生活になじめるか不安
  • 小学生に向けてお家で勉強しておいたほうがいいの?
  • 小1の壁って聞いたことあるけど、うちの子は大丈夫かしら

以上のお悩みや不安を解消いたします。

小1の壁とは

小1の壁とは、遊び中心の幼児期から学習中心の児童期への環境の変化にうまく対応できない状態のことです。

例えば、

  • 集団行動がとれない。
  • 授業についていけない。

などのように、学校生活にうまく適応できず、学校が楽しくないと感じている状態です。

原因は運動不足かも

小1の壁を引き起こす原因は、机上で学習する経験不足と考えがちですが、実はそうとは限りません。

意外に見落とされている原因が、運動不足です。

現代の子どもたちは外で遊ぶ機会が格段に減少しています。特に、年齢が上がってもしばらくベビーカーで移動するご家族を見かけることが多くなりました。もちろん、いろいろな背景があると思いますが、いずれにせよ、できるだけ歩かせた方が脳の発達に良いということは事実なのです。

運動経験の不足がなぜ、小1の壁の原因なのか

運動をすることで、脳を発達させる物質が盛んに分泌されることがわかっています。

特に外での運動遊びは脳の発達を促すのに最適であることがわかっています。

外遊びは身体を動かすとともに、日の光を浴びることができます。運動と日光によりセロトニンという脳の伝達物質が分泌され、脳の発達を促進し、自分をコントロールする力が身に付いていくため、集団での活動でもストレスなく取り組むことができるようになるのです。

詳しくはこちらの本をどうぞ。この著者の講演にいったことありますが、気さくな方で内容もとても噛み砕いた講演でした!

【シリーズ】おすすめの1冊『8歳までの子どもの脳にやっていいこと悪いこと』成田 奈緒子

学習と運動の関係

人の話を聞いたり勉強に集中して取り組む能力は、姿勢に左右されます。

ですが、運動経験が乏しいために、身体を支える筋力が十分に発達しておらず、正しい姿勢を維持できない子が増えてきているのです。

集中力は一定以上の緊張がないと発揮されません。基本的に座るという行為は、リラックスするようになっているので、背筋を伸ばさなければ脳が半分寝たような状態になってしまいます。

また、運動によって自分をコントロールする力も十分に育ってないので勉強を頑張ろうという気持ちも持ちにくくなるのです。

もちろん、姿勢保持が学習や成績に作用されるのは1つの側面でありその他の原因も考えられるということは強調しておきます。

対策は簡単

対策ですが、簡単です。近くの公園に行ったりお出かけ先でなるべく歩かせたりしましょう。

もちろん、余裕があるときで構いません。少し余裕があるときに5分適度の散歩でも十分効果があります。

就学前の机上の学習は意味があるのか。

最近では、さまざまなタイプの幼児教室が出てきています。多くの幼児教室で達成感や充実感を大切にしたカリキュラムを用意しているようなので、忙しいご家庭は利用する価値はあると思います。

ただ、注意したい点は、先取り教育を全面に押し出している幼児教室さんです。

実は先取り教育はあまり意味がありません。大抵9歳から10歳くらいで追い付かれてしまいます。

仮に学習習慣をつける一貫だとしても、おすすめはしません。先取りよりも、塗り絵や迷路など楽しく取り組めるものにしましょう。もちろん、数字や文字を使った遊び感覚で取り組めるテキストがあればいいでしょう。

迷路や塗り絵は、実は勉強に必要な眼球運動や筆圧を鍛えることのできる遊びなのです。

眼球運動とは、眼の動きのことですが、黒板の字を眼で追ったりノートに書き写す力などこの眼球運動の発達もとても重要なのです。

眼の動きに関しては、教員なら支援の幅がぐっと広がり、指導アイデアにつながる知識なのでこちらの記事を読んでみてください。

就学前はとにかく遊び

遊びは子どもたちの発達に欠かせません。一見楽しむためのようですが、認知機能、社会性、運動機能などこれから学習する上で基盤となる能力を養います。

遊ぶ経験が乏しいと集中力、理解力、自己コントロール力、粘り強さ、好奇心なども乏しくなる恐れがあるので是非、外遊びで大人も子どももたのしく運動しましょう。

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