- ホームスクーリングについて知りたい人
- ホームスクーリングでどのように学べるのか知りたい人
- ホームスクーリングと学校の違いを知りたい人
- 不登校でもしっかり学びたいというお子さまの願いを叶えたい方
- ホームスクーリングによる将来の進路が心配な方
以上の方を対象にホームスクーリングの概要と、どのような学び方があるのか、どのような成長が期待できるか、ホームスクーリングと学校ではどのような差異があるのか、という疑問にお答えします。
はじめに
今、学び方が揺らいでいます。そして、不登校のお子さんも増えています。親としては辛いことを我慢してまで学校に通う必要はないと思いつつ、学びの保証や将来といった点で不安はあると思います。今回は、学校以外にも学ぶ環境は整っているということを知っていただくとともに、ホームスクーリングと学校に通うことのメリットとデメリットを解説し、よりよい選択の手助けする記事にしました。
ホームスクーリングとは
ホームスクーリングとは、教育を受ける環境を学校やフリースクールなどではなく自宅にするという1つの選択肢です。
近年ではオンラインで学習する環境が整ってきたので以前よりも選択肢に入ってきた学び方だと思います。
学校とホームスクーリングのメリットとデメリット
では、学校とホームスクーリングを比較しながら良し悪しを見ていきましょう。
学校の学び方
メリット
- 豊富な科目を体系的に学ぶことができる。
- 同い年の子と話したり、授業を受けることができる。
- 体験活動が豊富である。また、体験活動をするためのアポイントなどは担任がやってくれる。
- 宿題や教科書を活用するため、学びの道筋ができている。
- 進路相談や悩みごとを聞いてくれる大人がいる。
- 学費が安い。
- 直接質問ができる。
デメリット
- 先生の当たりはずれがある。
- 教科や同世代の人間関係以外学ぶことができない。
- 授業の進度は、年間カリキュラムで決まる。
ホームスクーリングの学び方
メリット
- 自分の興味関心を追求できる。
- 人と合わせなくて良い。理解できればどんどん進められる。
- スタディサプリや書籍などホームスクーリングをするためのコンテンツは豊富にあるため、学習面の補充は十分できる。
- オンラインコミュニティを通じて大人から子どもまでたくさんの繋がりをもつことが可能。
- 体験活動を自分で選べる。
デメリット
- 価値観が偏る可能性がある。
- 自分で学ぶ環境を整えなければならない。
- 主科目である国語、数学(算数)、理科、社会、英語以外の科目が学びにくい。
ホームスクーリングでも将来困ることはないのか
自分のスキルややりたいことが明確になっていればそれほど困ることはないでしょう。それを伸ばせばよいですから。しかし、企業に入ってスキルを身に付けたいのならば、まだまだ高卒という肩書きはほしいと思います。
特定の高校のカリキュラムが気に入ればそこに入る努力をすればよいですが、どうしても通いたくないとお思うならば、以下の選択肢があります。
通信制高校とは
簡単に説明すると、チャレンジやz会などの通信教育講座のようなものです。教材が自宅に配布され、自分で学習に取り組み書類を提出しながら必要な単位を取得していきます。詳しくは以下のリンクを参考にしてください。
https://zba.jp/tsushin-highschool/cont/basic-about-tsushin/
通信制高校の強みは、拘束されないことです。その強みを活かした高等学校が設立されているのでご紹介します。
ゼロ高等学院
通信制高校の中でも、2018年には新しい形の高等学校としてゼロ高等学院も設立されました。
ゼロ高等学院では、自分のやりたいことを追求できる仕組みが整っています。行動力のあるお子さんならぜひ検討してもよい学校だと思います。
大学進学にこだわらず自分らしさを探求できるようにコミュニティデザイナーという方にアドバイスをもらうことができます。また、すでに企業に向けて動いていたり、好きなスポーツを突き詰めている同世代がいるのでよい刺激を受けることができるでしょう。
詳しくはこちら
N高等学校
ネットコース
通学コース
オンライン通学コース
通学プログラミングコース
の4つのコースが用意されています。
N高は学習や進学にも力をいれており学習面のサポートが充実しております。もちろん、通信制高校の利点である豊富な時間も有意義に使えるための課外授業やプログラムも用意されています。
詳しくはこちら
通信制高校についてもっと詳しく知りたい方はこちら!
ホームスクーリングを決める前に読みたい本
多くの方が、いろいろな事情があって、ホームスクーリングという選択肢が視野に入ってきたことを推察いたします。
ホームスクーリングで本当に学ぶことができるのか、人間的な成長を促せるのか、将来働くスキルが身に付くのかなど不安なこともたくさんあることでしょう。
そのためには、できるだけ多くの書籍を読むことをおすすめします。不登校に関する本だけではなく、現在の学校という制度に疑問をもっている本もありますし、自分と向き合うための本もあります。
今回は、学校かホームスクーリングか迷ったときにこれだけは読んでほしい本を3つ精選しました。参考にしてよりよい選択に活かしてください。
おすすめの本1『ムダに悩まない理想の自分になれる超客観力』メンタリストDaiGo著
やりたいことを見つけたい。そんな方におすすめです。最も考えなければならないことは、今の自分の価値観を知り、それに基づいた意志決定をすることです。
自分が大切にしている価値を客観視することで将来やりたいことや今やりたいことを明確にしてくれます。そんなエクササイズが豊富に紹介されています。そして、明確になった価値観をもとに学校に
通うほうが満足できるのかホームスクーリングのほうが満足できるのか考えてください。
\メンタリストDaiGoの超客観力を/
おすすめの本2『将来の夢なんて、いま叶えろ』堀江貴文著
この本では、集団生活を重視する学校に違和感がある方、時代と学校に乖離を感じている方におすすめです。その違和感を言語化してくれるかもしれません。
新しい学校としてゼロ高等学院の主催者である著者が昔から変わらない学校のシステムに一石を投じます。時代が集団から個でも稼げる時代に変化しているのに未だに、規律を重視する学校への疑問と新しい学校のあり方を実践を踏まえて解説します。
\ホリエモンの将来の夢なんか、いま叶えろ。を/
おすすめの本3『好奇心を天職に変える 空想教室』植松努著
空想教室は誰にもいっていないけど、やりたいことがある人におすすめです。
だれしもやりたいことがあっても、はじめは不安でしり込みしてしまうものです。著者は、小さな民間企業の社長ですがロケットを開発しています。その道のりは決して容易いものではありませんでしたが、決して難しいことは書いてありません。
諦めなければ夢は実現するということを、著者の経験を振り返りながら熱く語ってくれます。
今やりたいことがあるけど、足踏みしているならおすすめです。必ず背中を押してくれます。
\植松努の空想教室を/
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