【ディスレクシア】読みの苦手をNintendo Switchで克服!

結論

Nintendo Switch専用ソフト、『読むトレGO』は読みの苦手さを抱えたお子さんに最適な教材です。ゲーム感覚で取り組めるとともに、実験に参加した多くのお子さんが読むスピードが、1.25倍早くなったという結果もでています。本記事は以下のお悩みを解消します。

  • 教科書を読むのが遅い
  • 文字は読めるが、1文字ずつゆっくり読むため単語を認識するのが遅い
  • 「ち」と「さ」や「あ」と「お」など似た形のひらがなを読み間違える
  • 勉強が嫌い、集中力は5分が限界

読みの苦手さについて

あなたのお子さんは、読みが遅いと感じましたか?

授業中の音読で読みが遅い場合、多くの方は読む練習が足りてないと判断してしまいます。もちろん、それも一理あるかもしれません。しかし、中には文字を認識する力に障害があることもあるのです

例えば、文字1つ1つは読めるけど、単語として認識するのに時間がかかる子や濁音や「ちゃ、ちゅ、ちょ」のような拗音をうまく発音できない子がいます。

これらの困難がある場合、ただ数をこなせば上達するわけではありません。もし、無理に音読をさせたり、「ここまで終わらせないと、遊んじゃダメ」など強制させたりすると、身に付かないどころか勉強に向かう気持ちも失ってしまいます。

また、お父さんやお母さんもなかなか身に付かない子どもに焦燥感やイライラなどストレスを溜めてしまいませんか?

やっぱり、子どもにはできるようになって欲しいし、できる喜びを味わって欲しいと思いますよね。そんな思いがストレスにつながっているのかもしれません。

そこで今回は、Nintendo Switchで学ぶことができるゲームソフトをご紹介します。このソフトは、ディスレクシアという文字や文章を読むことに障害がある子のために開発されたソフトです。

しかし、障害の有無に関わらず、読むことが苦手なお子さんにとっても楽しく学ぶことができる教材です。

ディスレクシアについてもっと、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

読むトレGOで読みの苦手さを楽しく克服

 

読むトレGOは、読みの克服に特化したゲームです。6種類のゲームで構成されていますが、レベル分けもされており、そのステージ数は合計で265個と豊富に用意されています。

レベルごとに単語の長さや、ひらがな、カタカナ、漢字を選ぶことができるので、お子さんのできるところから取り組むことができます。

また、取り組んだゲームは自動で記録され、正答数やかかった時間をグラフ化してくれるので努力と結果がわかりやすくモチベーションと自信につながります。

わくわくするゲームは全部で6種類

全部で6種類のゲームで遊ぶことができます。また、それぞれのゲームで、ひらがな、カタカナ、漢字を選択したり、難易度の変更もできたりします。

声でこたえて

画面に表示された文字や単語を付属のマイクに向かって言うと

「○○と聞こえたよ。正解!/正解は○○だよ」

というように、どのように聞こえたのかを確認したあとで、正誤を判断してくれます。

こちらは、ひらがな、カタカナ、漢字を選べるだけでなく、濁音や拗音、文字の多い単語などをレベル分けしてあるので、段階に応じて学習を進めることができます。

すしくいねえ

表示されたお寿司のネタを声で答えていくゲームです。基本的には、『声でこたえて』のお寿司バージョンです。

ステージを進めていくと、コンピューターから発せられた音声を聞き取って、複数の選択肢から正解を選ぶゲームもあります。

例えば、画面上に、まぐろ、プリン、サーモンの寿司が表示されており、コンピューターが「プリン」と言った場合、リモコンを操作して、「プリン」を選択できればクリアです。

しりとり

こちらも基本的には、『声でこたえて』の形式でゲームを進めていきます。違う点は、しりとり形式で単語が表示されていく点です。

例えば、「しか」と答えられれば次は「かさ」という単語が表示されるので、読んで答えていきます。

レベルをあげれば、単語が2種類表示され正しい単語(しりとりとして成立する単語)を選ぶようになります。

どうくつたんけん

コンピューターが発した音声を手がかりに、画面に表示されている、複数のひらがなの中から正しい選択肢を選びます。

こちらは、正解を選ぶ際にリモコンでひらがなを切る動作によって選択することができるユニークな仕様になっています。

問題に答えていくと前進することができます。間違った答えを選んだ場合の演出もありますが、これはお楽しみです!

身体を動かすとその分、脳も働きが良くなるので、より早く文字や単語が習得するでしょう。

きんぎょすくい

基本的には、『どうくつたんけん』と同じです。違う点は、どうくつたんけんでは、正解を選ぶ際に切るアクションをしましたが、きんぎょすくいでは、魚をすくうアクションによって正解を選びます。

てきすとくえすと

こちらは、コンピューターが発する音声を聞き取ってゲームを進めていきます。しかし、表示されている単語や文章はバラバラなので、自分で単語を並べかえて構成しなおす必要があります。

例えば、正解が「大きな木」であれば画面には、「な木大き」と表示されています。

また、この『てきすとくえすと』はRPG風になっており、正解するごとに敵を倒していく演出です。さらに、必殺技がでたり、モンスター図鑑の完成を目指したりするなど、ゲーム要素が満載です。

読みが苦手なお子さんを対象に実験した結果

実験に参加したお子さんの内、67パーセントの子が4週間後には1.25倍読むスピードが早くなったという結果がでました。

また、保護者からも「子どもから積極的に話しかけてくれるようになった」という声や、「自分から勉強するようになった」という声が届いています。

一方で飽きてしまうという声もありましたが、ある家庭では、大好きな『どうぶつの森』をプレイする前の10分間『読むトレGO』をするという約束をして継続しているようです。

ゲームとしては飽きてしまっても、勉強の一貫だと思えば心理的な抵抗はとても低くなると思います。



書くことが苦手でも使える!?

『読むトレGO』は読みの苦手さに特化したゲームソフトです。しかし、私は書くことにも繋がると考えています。

というのも、学習の順番でいえば、「読める→書ける」なのです。読むことがスムーズにできるから、書くこともストレスなくできるようになるのです。

残念ながら、書くことにつながるという調査はされていないので、私の経験をもとにした予想になってしまいます。

しかし、書くことにつまずきがあるなら、今一度、読みで引っ掛かりやすい箇所がないか確かめてみても良いでしょう。

場合によっては、書くことを得意にさせるきっかけが『読むトレGO』にはあるかもしれません。

監修者について

監修者は、医学博士で発達障害に詳しい平岩幹男先生です。

平岩幹男先生のプロフィール

1951年生まれ  東京大学医学部卒  医学博士

専門領域:発達障害(自閉症)、乳幼児健診、思春期医学など。著作多数。

現在は、講演、執筆、発達障害相談などフリーで活動中。

私は、『つまさき立ちのサンちゃん』というコミックエッセイを読みましたが、とてもコミカルに描かれており、読みやすかったです。

しかも、中度から重度の自閉症のお子さんの実態を知るための描写がとてもわかりやすいので、自閉症の理解をする入門として非常におすすめです。

書評はこちらから!

【シリーズ】おすすめの1冊『つま先立ちのサンちゃん』たなか れもん

 

料金

料金は、月額レンタルと1年版を選ぶことができます。そうなんです。こちらの商品は、一般的なゲームソフトと違って、更新料がいるんですよ。

そのため、少々高い買い物になると思いますが、あとでおすすめの使い方や利用期間をご紹介するので、ご検討ください。

月額レンタルの場合

月額1980円で利用することができます。途中で解約する場合、ソフトを返却する必要があります。(送料無料、解約金なし)。ソフト本体の料金は、かかりません。

1年版の場合

1年間(360日)の契約の場合は、16,500円となり返却が不要です。しかし、1年を越えて利用する場合は更新料として、8000円必要になります。更新料を支払わないと、ゲームの利用ができなくなるのでご注意ください。

8ヶ月以内で利用する場合は、月額で契約した方がお得ですね。



おすすめの使い方

決して安いお買い物ではないため、月契約か年契約か迷うところだと思います。

結論からいうと、私は月契約がよいと考えています。

理由は2つあります。1つ目は、ゲーム要素の低さにあります。読むトレGOは、ゲームとしての要素が最近のゲームと比較すると魅力が劣り飽きやすいと考えます。

もちろん、子どもは新しいゲームというわくわく感や豊富なステージ数のおかげで、最初は楽しく取り組めると思います。しかし、8ヶ月も熱中できるのかは疑問が残ります。

2つ目は、ソフトが子どもの実態に合っていない可能性があるからです。もし、半年経過して読むスピードや文字を単語と認識する力などが上達しない場合、解約して専門機関に相談した方がよいでしょう。

そのため、半年間程度の利用を目安に月額でレンタルするご利用をおすすめします。もちろん、お子さんの取り組む様子や学習の進度、兄弟の有無などによりニーズは変わってくると思います。

もし迷うのであれば、『読むトレGO』のホームページからお問い合わせいただければと思います。

月額制を逆手に取ってやる気を高める小技

子どものモチベーションをもっと高めたい場合、あえて3ヶ月~半年で返却するという条件を試してみてください。

これは「希少性」という私たちの心理を利用しています。限定品だとつい試してみたくなりませんか?また、「このCMをご覧いただいているあなただけの特典です!」という広告を目にしたことありませんか?

私たちは、対象がレアであればあるほど、その物の価値は高いと感じ購入したり、足を運んでしまったりすと行動意欲が湧きます。

つまり、このソフトは毎月支払ったり、更新料がかかったりと一見高く見えますが、最初から「このゲームは4ヶ月しか遊べないよ。それを過ぎたら返さないといけないんだよ。」

と伝えることで、ソフトの希少性があがり、モチベーションに繋げることができるのです。集中して取り組んで成果が出ればよいですし、家計にも優しいですよね。

もし、この方法が子どもをだましている気がして気が引ける場合、正直に家庭の予算を説明してあげてもいいと思います。

「こんなゲームがあるんだけど、試してみない?ただ、毎月2000円かかって大変だから4ヶ月でお店に返すね。」と伝えれば子どもは納得してくれます。

もちろん、モチベーションが低くなった時点で、あと一ヶ月くらいで返却しようかと子どもと相談してもいいと思います。ちょっとしたモチベーションテクニックとして知っていただけたらなと思います。



私は教員を辞める前に知りたかった

私は、3年間特別支援学校の教員をしていた中で、こんなことを思っていました。「音声を認識してゲームを進められるソフトがあればいいのに」と。

これを思ったのは2020年です。クラスの子にこんな子がいましたのがきっかけです。

  • ひらがなは少し読めるが、声を出すのが恥ずかしい。
  • 遊びの中でいろいろな擬音語を使っている。
  • ゲームが大好きで、おうちでは、アクションゲームをプレイしている。

記憶力もあったので、絶対にこの子が言葉を覚えるには音声を使ったゲームだと思いました。

残念ながらこのソフトを知ったのが退職したあとだったので、効果を試すことはできませんでした。

しかしこのソフトは、軽度の発達障害のお子さんだけでなく、比較的重度のお子さんが通ってこられる、特別支援学校でのニーズにも大きく答えることができると思います。

実際に民間の放課後デイサービスさんでは取り入れているところがあります。

ぜひ、ご検討してみてください!
【読むトレGO! for 任天堂スイッチ】

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