子どもの成績に直結する学習机選びは重要です。
学習机ひとつで集中力が大きく変わるからです。
今回は、集中力を高めるための学習机を3つ紹介します。
理由まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
集中力を高めるためには、まず机から
子どもには、頑張って勉強してもらい、教育レベルの高い学校に行ってほしいと思いますよね。そのためには、塾や教材に力をいれるのは当然でしょう。しかし、どんなによい塾にいれても、どんなによい教材をそろえても、家庭学習をおろそかにすれば、花は咲きません。そして、家庭学習における最も厄介な敵は集中力を散らす環境でしょう。集中力は、成績そのものです。そんな集中力を簡単に高める方法があります。
それは、学習机です。今回おすすめするのは、家具屋さんでは、絶対にすすめられない机ばかりですが、きちんと理由があります。集中力を上げる机は、成績を上げる机といっても過言ではありません。そんな集中力を上げてくれる学習机をご紹介します。
集中力を上げる机① シンプルで青い机
青色は集中力を上げる色です。実際に新幹線の運転席は壁が青色であることが多いです。また、机はシンプルで広い天板という点もおすすめです。
上の写真のような、机の上に棚を置いたり引き出しが多い机がありますよね。とても人気ですが、いつでも物が取り出せる状態や視界に物が入る状態は集中力を下げてしまいます。勉強道具をしまう棚は別でそろえましょう。
集中力を上げる机②パネルデスク
塾の自習室でよく見られる机です。他の生徒さんと心理的な距離をとるためのものとして使用されていますが、実は一人で勉強する場合でもこのパネルは集中力アップを多いに助けてくれます。
人は集中できないようにできています。昔は、集中しすぎると敵に襲われてしまうので、本能的に注意が散漫になるように人間はシステムされています。
このことからもわかる通り、集中力は途切れやすいものなのです。しかし、集中を途切れさせる原因の多くは視界にあります。目の端で何かの動きを捉えてしまえば注意は簡単にそれてしまいます。だから、視覚を遮ることで集中力をアップさせることができるのです。
今ある机に、パーテーションを置いてもOKです!
集中力を上げる机③スタンディングデスク
勉強は座ってやるものだと思い込んでいませんか?
実は、座るという行為は脳のパフォーマンスを下げてしまいます。もともと、座る行為はリラックスしてしまいますからね。しかし、立って行うと血流も滞りなく流れますし、脳の動きもよくなります。
慣れてくると長時間立って勉強しても疲れなくなります。
もし、座っても勉強したいという方は、足の長さを調整できる机もあるので、家具屋さんに見に行ってもいいかもしれません。
また男の子の場合、身長も急に伸びますから、高さ調整できる機能があるだけでより長く使えますよね。
\筆者もスタンディングデスクです!/
おわりに
特別支援学校では、集中が続かないお子さんもいます。
よくあるサポートとして、仕切りを使う先生は多かったです。
実際に仕切りがないと、視界のはしでとらえたものをそのまま目で追ってしまい、集中が途切れがちなので超重要なアイテムです。
また、僕は子どもが嫌がらなければ、一緒にたったまま勉強したりしました。そうすると、自然と勉強モードに切り替わっていったのです。
いかがでしょうか。恐らく家具屋さんでは絶対におすすめされない学習机で驚かれたかもしれません。もちろん、子どもがほしい物があればそちらを購入しても構いません。後からパネルを作ったり、青を取り入れることはできますから。
しかし、子どもが欲しがる物は機能性が高く、物が溢れるような机を選びがちです。ぜひ、この機会に親子で話し合ってみてください。
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