【特別支援教育】発達障がいの子の奇声を和らげる方法

結論

奇声を止める方法はありません。しかし、教育の方法として静かにしてほしい場面で、口をぎゅっとするように促すのは効果的だと考えます。本記事は以下のお悩みを解消します。

  • 奇声が気になる。
  • 奇声を少しでも止める方法が知りたい。

はじめに

発達障がいのあるお子さんのなかには、興奮や不安が大きな声として現れることがあります。いわゆる、奇声です。

じゃあ、障がいがあるから仕方がないよね。で終わる話ではないんですよね。奇声に悩む親御さんはほとほとしんどい思いをされていると思います。

考えられる問題は、買い物、病院、夜だと思います。買い物は、多くのお母さんがデイサービスに預けているときに行くと思うので解決できていると思いますが、病院で奇声が出ると周囲に申し訳ないなといたたまれなくなると思います。

また、夜中に起きて奇声が出る場合もあるのでゆっくり眠れないという事例もしばしばあります。

それを根本解決できる方法があればいいのですが、未だにありません。今回の記事では対症療法をご紹介します。

口を閉じる練習をする

高くて大きな声をよく出す男の子を担任したときに行った方法をご紹介します。

その子は模倣が得意だったので、私が口を固くギュッとして見せました。その子は私の真似をして口をギュッとしてくれました。第一ステップはクリアです。

次に考えたことは、その子がいかにストレスと感じずにその行動を身に付けられるかを考えました。

よくありがちなのは、大きな声がでたらすぐに口をギュッとするように促すことです。でも、それは子どもの感情表現を否定することに等しいと考えます。

やはり子どもですから、悲しいときや嬉しいときは、思いっきり感情表現をしたいものです。ましてや、急に奇声が収まることはありません。

その子の感情を受け止めず、奇声を止めることだけに注力してしまえばその子もいずれ、口を閉じることをやめるでしょう。

教員として、どの場面で奇声を止めるかは慎重に判断したいところです。

遊びと指導をまぜる

そこで、まず私は遊びながら口をギュッとするように促しました。トランポリンを飛んでいるときやくすぐり遊びをしているときに一瞬口をギュッしたり口を大きく開けたりして、楽しく取り組むようにしました。

そして、遊びで続けつつ、大きすぎる声が出たら口をギュッして見せ子どもに真似をさせます。もちろん、一瞬止まるだけですが、一瞬でも止まるんです。

もちろん、悲しいときや楽しいときの大きな声はとめません。その子の大切な表現として受け止めます。

しばらく、こうしたやりとりを続けていくと少しだけ奇声が止まる時間が増えました。

将来子どもが成長して、認知機能が発達したときに静かにすることと口をギュッとすることが結び付いていくと考えています。

医者に相談する

自閉症の症状は、脳の興奮物質がうまく機能していないことが原因だと考えられています。興奮物質や不安に感じる物質が制御できないのです。

そうした感情コントロールの不安定が奇声につながっていると私は考えています。

そう考えると、お子さんによっては薬で解決する可能性もあります。

お医者さんへの相談もおすすめします。

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