【学級経営】教育現場では禁止!?ブラックな心理テスト『ソシオメトリックテスト』

結論

ソシオメトリックテストとは、人間関係を図式化し学級経営に役立てるものです。テストには、『話をしてみたい人としたくない人』などと遠回しに好きか嫌いかを聞きます。1990年代まで研究や実施は盛んでしたが、今は倫理的な問題でほとんど行われていません。本記事は以下のお悩みを解消します。

  • ソシオメトリックテストについて知りたい。
  • どんな手を使ってでも学級の人間関係を理解したい。

ソシオメトリックテストとは

ソシオメトリックテストとは、子どもたちに『お話がしたい人としたくない人は誰ですか?』や『旅行に一緒に行きたい人と行きたくない人は誰ですか?』などと質問をします。

つまり、「好きな人と嫌いな人」を遠回しに質問し、得られた回答をもとに人間関係相関図を作成するのです。

作成された図をもとに学級の人間関係を把握し、いじめの防止やグループ編成に生かそうという試みです。

データの分析方法

集まった回答をもとに、ソシオマトリックスを作成します。以下に例を示します。

  • Aさんの回答

BさんとDさんとお話したいしたいが、Cさんとはしたくない。

  • Bさんの回答

CさんとDさんとお話がしたい。したくない人は特にいない。

  • Cさんの回答

BさんとDさんとお話したい。Aさんとはしたくない。

  • Dさんの回答

Bさんとならお話したい。

これらを以下のようにまとめます。この図をソシオマトリックスと呼びます。

お互いに好意:◎       片方から好意:○

嫌悪:✕              無関心:ー

横軸で見ると、Aさん視点でとらえることができ、縦軸は、他者からどう見られているかがわかります。

問題になった事例

このソシオメトリックテストは、お気づきの通り、倫理的にとても問題のあるテストです。

また、質問に答える過程でさらに、お互いの仲を余計に疎遠にしてしまう可能性があります。

結論でも紹介しましたが、1990年代までは意外と使われていたようです。ですが、1998年に北海道の小学校教諭が児童に「一緒に遊びたい子と遊びたくない子」を実名で書かせたとして、問題になりました。

それ以降、倫理的な問題が指摘され学校現場では行われなくなりました。

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