誰しも我が子の成功と幸せを願い子育てをしているに違いありません。
でも、変化の早い現代社会で今後も、塾にいれて学歴を伸ばすべきなのか、それとも他の素質を伸ばすべきなのかとても迷いますよね。
結論から言うと、学歴は別にあってもいいです。でも、それ以外の能力も必要です。
学歴を上げるためには本人が頑張るか塾に通わせるかということになるので、今回は、子育ての視点で、我が子を成功に導くために育みたい素質について解説します。
とっても簡単ですよ!正直、次にお話する能力が身に付けば、学力も伸びます。
我が子を本当の成功に導く素質①好奇心
現代社会のスピードは、凄まじいものがあります。どんどん新しいものができると共に、廃れるスピードも早いです。こうした、世の中についていくことができれば、成功しやすいといえます。
なぜなら、多くの人が情報についていけていないからです。
この情報感度を高めるために必要なことが好奇心です。
好奇心は、子どもにもともと備わっています。しかし、大人が摘んじゃうことが多いのです。ルールやマナー、社会性、協調性というのは、一定を越えると創造性を失う要因になってしまいます。なぜなら、みんなと同じことをするように仕向けられているからです。もちろん、ある程度は必要です。しかし、強制しすぎている部分もあります。
こうした、教育観が好奇心の芽を摘んでいる恐れがあるのです。日本型教育がロボット量産といわれているのは、好奇心の欠如も関係しているとぼくは考えています。
好奇心の鍛え方
体験活動と読書。この2つで、好奇心は十分育ちます。
親としては、そうした環境を用意するとともに、子どもがたくさんの経験を積む中で、楽しいと感じたり、もっと知りたい!と感じているとことを後押しをする。これだけです。
やはり、読書と成功は切り離せません。多くの情報に触れ、好奇心を刺激すると共に、先人たちが何十年と積み上げた知識を、数時間で理解することができるからです。そして、読書にハマれば好奇心を自動的に高めてくれます。
もっと言うと、読書をすることが苦手だと感じている日本人はとっても多いです。だから、読書をするかしないかで差が生まれるのです。
我が子を本当の成功に導く素質②粘り強さ
粘り強さとは、失敗したときに分析して次の挑戦に活かすことができる能力です。粘り強さはグリットとも言います。
粘り強さの鍛え方
学校やクラブ、塾などさまざまな場所で子どもは失敗します。そのときに、励ますのも大切ですが、励ました後、「次同じ状況ならどうする?」と声をかけてみてください。
こうすることで、未来志向的な思考回路を育むことができるとともに、失敗でくよくよしない強いメンタルも育ちます。
おわりに
好奇心と粘り強さがいかに大切か伝わったでしょうか。
もしかしたら、伝わったけど、勉強も大事でしょ?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。もちろん、大切です。
しかし、好奇心と粘り強さをばっちり育んでいればいくらでも巻き返すことができます。
とあるお医者さんの子どもの話
ある大学の小児科医のお子さんは、宿題はほぼせず、高校2年生までは勉強も学年で真ん中くらいだったそうです。でも、その小児科医さんは勉強に対してなにも言いませんでした。
ただ、好奇心と粘り強さを身に付けるための子育てをしていただけです。
しかし、お子さんが高校2年生になり、進路を決めるというタイミングで医者になりたい、というように言ってきたそうです。
今まで宿題すらまともにしてこなかったそうですが、急に勉強を何時間も取り組むようになり、現役で医学部に合格しいたそうです。
この例から、勉強はいつでも巻き返せるということがわかります。
そして、好奇心と粘り強さを手にいれた子どもたちは社会人になっても、自らの手で困難を切り開くことができるようになっているでしょう。
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