【無料行動改善シートつき】応用行動分析を初心者向けに解説

この記事でわかること

  • 応用行動分析のきほん
  • 行動とメリット・デメリットの関係
  • メリットとデメリットの使い方
  • 行動の分析と記録のやり方
  • おすすめの本

 

みなさんは、子どもの行動にイライラした経験はありませんか?

実は、応用行動分析の知識があれば子どもの行動を理解でき、イライラすることが格段に減ります。

ただ、応用行動分析の本を読み切るには時間がかかります。

そのため、

このブログで基礎知識を知る→応用行動分析の本で深める

とい流れで学習していただくと、読書スピードと理解度を速めることができます。

ぼくは、特別支援学校教員として3年勤め、応用行動分析について学びました。
この知識のおかげで、子どもの不適応にも落ち着いて対処することができるようになったんです。

逆に応用行動分析を学んでいなければ、無意味に叱ったり褒めたりしていたと思います。

この記事を読めば、すぐに教育や子育てに生かせる応用行動分析の基本的な知識が手に入ります。

応用行動分析のおかげで子どもとのかかわり方が良い方向に変わったので、皆さんにも知ってほしいなという思いです。

この記事自体、2000字程度なので、5分くらいで読めるでしょう。

 

行動の前後には必ずメリットとデメリットがある

私たちの行動は、とても単純です。

目の前にメリットがあれば行動するし、デメリットがあれば行動しなくなるのです。

メリットによる行動強化

人はメリットがあると行動します。

例えば、学生の頃はなぜ勉強をしていたのでしょうか。
それは、4つのメリットが考えられます。

 

テストで良い点が取れて楽しい気分になる

大人に褒められる

怒られなくてすむ

良い点を取ったらご褒美がもらえる

 

このように、人が行動するには何らかのメリットがあるのです。

だから、子どもに勉強をしてほしいと思えば勉強するメリットを用意すればいいのです。

 

メリットを4つに分解!

回避:~しなくてすむ(怒られなくてすむ)
要求:~を得ることができる(おもちゃがもらえる)
注目:~に注目してもらえる(褒められる)
感覚:~の刺激が楽しい(貧乏ゆすり)

 

デメリットによる行動弱化

人は、行動した後に嫌なことやデメリットがあると行動しなくなります。

例えば、授業中に大きな声でしゃべり続ければ先生に怒られますよね。

すると、その子は静かになります。

つまり、しゃべるという行動が、怒られるというデメリットによって消えたんです。

子どものよくない行動を減らしたければ、何かしらのデメリットを用意すればいいのです。
1番簡単な方法が、叱ることです。
おすすめはしませんが。

応用行動分析:メリットを使った実践例

Aさんは、授業中イスをガタガタさせる癖があります。

注意をすれば止まりますが、しばらくするとまたガタガタさせます。

そこで、先生はAさんがガタガタするタイミングを記録することにしました。

すると、ガタガタするのは先生の話が長くなっているときと、問題がわからなくなったときでした。

Aさんの行動から、ガタガタさせる理由は2つ考えられます。

・先生に注目してほしくてガタガタさせている

・無意識のうちに脳が刺激を欲してイスをガタガタさせている

先生ができることは、話を短くすることと問題を解く時間を調節することです。

応用行動分析:デメリットを使った実践例

鼻の中をいじる子がいて、不潔だとクラスから距離を置かれている子がいました。

この場合は、「鼻をいじるとデメリットが起こる」環境にすれば少しずつ改善されます。

例えば、鼻をいじるたびに手を洗いに行かせる。

いちいち手を洗いに行くのは、とっても面倒ですよね。

手間を増やすことは面倒くさいというデメリットになり、行動が改善していきます。

お家でも現場でも使える行動分析シート

子どもの行動を良い方向に変えたいのなら、記録と分析がとても重要です。

しかし、何をどのように記録すればよいかわからないですよね。

そこで、今回は子どもの『行動改善シート』を無料でプレゼントします!

中身はこんな感じ。

行動改善シートサンプル

 

使い方

STEP①ー1気になる行動と理想的な行動を考えます。

STEP①ー2気になる行動が起こる原因を探します。

STEP①ー3気になる行動はその子にどんなメリットがあるのか考えます。

STEP②  対応を考えます。

STEP③  理想的な行動が増える仕組みを考えます。

このように、困った行動の前にどんなことが起こり、行動した結果その子はどんなメリットがあるのかを観察して記録すると対策を打ちやすくなりますよ。

イスをガタガタさせたり、貧乏ゆすりをする人は脳の覚醒を維持しようと無意識にしている可能性があります。子供によっては、何もない状態だと脳が眠くなってしまうので、振動という刺激をつくることで、眠らないようにしていると考えられています。

入門者のための応用行動分析学まとめ

 

 

・人が行動する理由は、メリットがあるから。

・人が行動を止めるときは、デメリットがあるから。

 

 

 

この2つをうまく利用していけば、問題行動を減らすのにずいぶん役に立つはずですよ。

また、もっと詳しく知りたくなった方のために、ぼくが何度も読み直して勉強した本を紹介します。

だれでもわかりやすい言葉でかかれており、とても読みやすい専門書です。

 

 

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