発達障害のあるお子さんでも安心して習えるプログラミング教室【リタリコワンダー】の情報まとめ

本記事は以下の情報をお伝えします。

  • リタリコワンダーの基本情報
  • 発達障害のある子がプログラミングを学んで身につくこと
  • リタリコワンダーのオンラインサービスの具体的なサポート

 

「子どもがプログラミングやロボット作りに興味を持っているけど、発達障害のあるうちの子でもできるのかしら?」

こんな悩みをもっていませんか?

数あるプログラミング教室の中でもリタリコさんが運営しているプログラミング教室リタリコワンダーがおすすめです。なぜなら、リタリコさんは、発達障害の方に特化したサービスを展開しているからです。

例えば、発達障害のある方の「就労支援サービス」や発達障害のあるお子さんに関する情報を発信している「リタリコ発達ナビ」など、発達障害に関する専門性は抜群です。

とはいえ、リタリコワンダーを利用しているお子さんは健常の子がほとんど。もちろん、発達障害のあるお子さんに対しても十分ヒアリングをして受け入れているのですが、申し込むかどうかを決めるにはもう少し情報がほしいところだと思います。

そのため、今回はリタリコワンダーの基本的な情報をまとめつつ、コースの選び方や発達障害のあるお子さんが申し込むとどんな成長が期待できるのかまで、解説していきます。

実は、ぼくは2021年まで特別支援学校で勤務していた元教員です。障害のあるお子さんとかかわってきた視点も交えて、リタリコワンダーがあなたのお子さんに合うのかどうか判断できる情報をお伝えしていきます!

リタリコワンダーのコース別料金

レッスン時間 1回 60分
料金(月額) ゲーム&アプリプログラミングコース:¥5,500円(オンライン〇)
ゲーム&アプリエキスパートコース    :¥6,875円(オンライン〇)
ロボットクリエイトコース      :¥5500円(オンライン〇)
ロボットテクニカルコース      :¥5500円(オンライン〇)
デジタルファブリケーションコース  :¥7425円(オンライン×)
体験の有無 無料体験あり
レッスン方式 マンツーマンレッスン

習い事としては高すぎず、安すぎずだと思います。入会金が、¥16500円かかりますが、スポーツや楽器だと用具にもお金がかかるので、長期的に見れば安いかと。

他の子供向けプログラミングスクールさんを調べたところ、月15000円以上というところがほとんどなので、リタリコワンダーは比較的安いスクールです。

リタリコワンダーを楽しく受講するための認知発達の目安

オンライン受講する場合、先生のお話を聞いたり質問をしたりしながら授業は進みます。そのため、最低でも年長さんくらいの会話力や認知発達が必要です。

年長さんというと、5歳~6歳くらいですので、楽しくプログラミングを習うためには以下の能力が最低限必要かと思います。

・自分の名前や年齢、誕生日などが言える。
・自分の名前が書ける。
・しりとりができる。
・反対語が理解できる。(明るい 暗いなど)
・絵本に興味を持ち、集中して自分で見る。
・登場人物の名前や、物の順番などを記憶する。
・図形、位置、色の3要素、絵、話の記憶ができる。
・1〜10までの数字の読み書きができる。
・一桁の簡単な足し算や引き算ができる。
・おはじきを10個取ったり、半分や3等分に分けたりできる。
・○時○分など、アナログ時計が読める。
・カレンダーを読める。
・比較(大きい・小さい・長い・短い・太い・細い・高い・低い・重い・軽いなど)が理解できる。
社会性や日常生活動作に関しても発達の重要な指標ですし、プログラミングとまったく関係ないとはいいきれません。とはいえ、プログラミングとは少し遠い能力なので省きました。

リタリコワンダーのコースの選び方

オンラインで受講可能なコースは以下の4コースです。

  • ゲーム&アプリプログラミングコース
  • ゲーム&アプリエキスパートコース
  • ロボットクリエイトコース
  • ロボットテクニカルコース

4つのうち、パソコンも触ったことがないお子さん向けのコースがゲーム&アプリプログラミングコースとロボットクリエイトコースです。

そのため、まずはこの2つの中から選択するのが良いでしょう。

ゲームが好きで自分のオリジナルゲームを作りたいなら、ゲーム&アプリプログラミングコースがおすすめです。このコースでは、マウス操作でプログラミングをするので簡単にゲームを作成することができます。

簡単なプログラミングとはいえ、組み合わせ次第で長編RPGを作成する子もいますよ!

ロボットクリエイトコースはモノづくりが好きな子におすすめです。ロボットを組み立てたあと、電子工作を使って動くようにプログラミングを組んでいきます。

こちらも、マウス操作でできるプログラミングなので気軽に取り組めます。

オンラインで受講可能な4つのコースと対面のみのコース詳細

オンラインでの受講が可能な4つのコースの特徴と対面のみの「デジタルファブリケーションコース」について解説します。

ゲーム&アプリプログラミングコース(オンライン可)

教材
Scratch/Viscuit/オリジナルテキスト
※英語でのプログラミングではなく、日本語の指示が書かれたブロックをマウスで操作してゲームを作るツールです。
内容
ScratchやViscuitを使って簡単なゲーム制作を行います。操作方法やゲーム上の動作、デザインをプログラミングで設計していきます。もちろん、お子さんのプログラミングへの興味や習熟度に合わせた内容にするのでご安心を。パソコン初心者のお子さんでも簡単な操作からはじめることも可能です。
身につく能力
実現したい動きをどのようにプログラムすればよいのか、考えながら作業をするので、論理的に考える力が養われます。また、プログラミングには、ルールはあっても決まった正解はありません。子どもは答えの決まった知識ではなく、自由な発想でプログラミングしたいものを考え、形にする実行力を身につけることができます。

ゲーム&アプリエキスパートコース(オンライン可)

教材
Unity/HTML/CSS/JavaScript
内容
本格的に英語でプログラミングをしていくコースです。架空の町を探索する3Dゲームや写真や記事などの情報を投稿できるSNSを制作する子もいます。また、エキスパートコースでは、プロのクリエイターから作品のアドバイスがもらえます。
身につく能力
論理的に考える力はもちろんのこと、さらにプログラマーやITエンジニアとしての基本を学ぶことができます。
技術が高くなればなるほど、自分の思い描くものをより鮮明に実現することが可能です。

ロボットクリエイトコース(オンライン可)

教材
レゴ® エデュケーションSPIKE™ ベーシック
(音や動きに反応するセンサーやモータ―とブロック教材)
専用ソフトウェア
(マウスで操作できるプログラミング)
写真付きテキスト/動画教材
内容
ブロックを組み立ててロボットを作ったあと、プログラミングで動きを設計していきます。プログラミングは、Scratchのようにマウス操作で行えるので初心者でも簡単にプログラムを組めます。
身につく能力
モーターやセンサーの使い方、プログラミングの基本、論理的に考える力が身につきます。また、ブロックを組み立てる動作から手先の器用さも向上します。
他にも、ブロックを自由に組み合わせたり、理想的な動きのプログラムを考える過程で、子供の発想力を伸ばすことができます。

ロボットテクニカルコース(オンライン可)

教材
レゴ® エデュケーションSPIKE™ プライム
専用ソフトウェア
モーターやセンサー、輪ゴムや段ボールなど、自由自在にロボットをアレンジできる素材
内容
モーターやセンサーの仕組みを理解しながら、ロボット制御を学びます。テクニカルコースでは、より複雑なロボット構造や高度なプログラミング制御を習得できるようなコースです。企画からロボット製作をする子やロボットコンテストに出場する子もいます。
身につく能力
ロボット製作では、思うように動かないことが多々あります。この過程で、ロボットの構造やセンサー機能の理解を深めるとともに、課題に対してさまざまな解決策を考えられる柔軟性が身につきます。

 

デジタルファブリケーションコース(オンライン不可)

教材
3Dプリンタ/レーザーカッター/電子工作
内容
パソコンやタブレットで立体物や平面ののデザインを行い、3Dプリンタでオリジナル作品の制作にチャレンジします。3Dプリンタで作った作品を電子工作で動かすこともできるようになります。中には、3Dプリンタとレーザーカッター、デザインソフトを使ってアクセサリーを作り、ネット販売を目指して取り組んでいる子もいます。
身につく能力
近年レーザープリンタの手軽さや材料が安くなったこともあり、作る→壊すということが簡単にできるようになりました。つまり、失敗してもまたやり直すことができるのです。これにより、子どもは1つの失敗にとらわれず、トライ&エラーで学ぶことができるようになります。

発達障害の子がプログラミングを習う意味


発達障害のお子さんで、学校に居場所がないと感じている子は少なくありません。もちろん、全員ではありませんが、勉強も人間関係も苦手な子にとってはとても居ずらい場所なのです。

一方で発達障害のお子さんにとって居心地の良い場所とはどのような場所でしょうか。私は、「自分の興味のあることに没頭できる環境と、その興味を尊重しながら伸ばしてくれる先生」だと考えています。

学校では、どうしても学校の価値に沿ったやるべきことに終始するので、工作が大好きでも工作に充てられる時間は限られています。

そこで、リタリコワンダーなど、プログラミングスクールで夢中になれる時間を経験してほしいと考えています。

また、発達障害のお子さんは集中力が高いという特性もあるので、はまれば人の倍のスピードで身につく可能性もあるのです。

上達すればするほど、自分の創造を実現できるプログラミングに魅力を感じる子は多いはず。それに、自分の作ったもので友達と交流するきっかけにもなります。学校でたまたま一緒のクラスになった子との交流とは意味合いが違います。

大好きなモノづくりに没頭する。作品を作る過程、完成後のコミュニケーションで人とのかかわりを学ぶという好循環でお子さんの成長が実現すると私は考えています。もちろん、試行錯誤を繰り返すことや考える力が育まれていることは言うまでもありません。

リタリコワンダーオンラインのサポート体制

  • ズームと自宅に届く教材を使って60分のマンツーマンレッスンです。
  • スタッフも子供と一緒にゲームやロボットを作ります。お子さんのペースに合わせて一緒に作るので、その都度手本を見ながら制作することができます。
  • また、お子さんがプログラミングしている画面を共有しながら授業をするので、アドバイスや修正ポイントを直接画面で書き込みながら取り組めるので視覚的にもわかりやすいですよ。

発達障害の子でも安心して習えるリタリコワンダー

リタリコワンダーの魅力は一人一人の習熟度に応じたサポートをしてくれる点です。集団が苦手なお子さんにとって、マンツーマンレッスンは自分のペースで落ち着いて学べる環境であることに間違いありません。

お家でゲームや工作に没頭している瞬間を見かけたことがあるなら、体験レッスンも無料なので、検討してもよいと思いますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です