- 保険に入ろうか迷っている
- 結局保険って何?メリットは?
- 勧められている保険が良いものか知りたい
以上のお悩みを解決します。
はじめに
学校現場には必ずといっていいほど、保険屋さんが初任者めがけて営業をかけてきます。
もちろん、相手は紳士にあなたにとって最適な保険を選んでくれるでしょう。しかし、あちらも営業です。ノルマもあると思います。
もしかしたら、相手はあなたの無知に乗っかり、不安を掻き立て、高い保険に加入させようとするかもしれません。
いったんは断っても「では、次お会いできるのは…」となかなか完全に断ることもできないし、何となく入った方が良さそうだと思うのも保険ですよね。
ぼくも1年目のとき、いろいろ持ちかけられてきました。なんと、最初に提示してきたのは月々2万円を越える保険でした。
いろいろ調べて必要ないと判断し断りましたが、ちょっと大変でした。
そのときの、ぼくの経験を細かく書いたので、気になればこちらのノートをどうぞ。ぼくは、割りと優柔不断だし、保険に詳しくもなかったのでいいカモになりかけていたという話です。
最低限の保険の知識
知っていてほしい、最低限の保険の知識をご紹介します。
保険は毎月引き落としになっていて、それがなん十年も続きます。つまり、合計すると1000万円以上の買い物になり得るのです。
そして、落としがちになるのは保険が商品だということです。お守りではなく、商品です。
営業マンはきっと巧みな言葉で、その商品を魅力的なものに見せてくるでしょう。それにあなたが対抗するには知識か、頑固さしかありません。
忙しくてついつい適当に返事をしそうになってしまいますが、次にご紹介するのは、合理的な判断を可能にしてくれる術です。
保険に誘われたらやること
まず勧められた保険内容を徹底的に調べましょう。
ぼくの場合、1つは65歳を過ぎたら金利数パーセントをつけて払い戻すものが一部入っていました。営業マンは、金利の高い貯金だと思っていただければと言っていましたが、本当にそうでしょうか。
その保険はドルでの積み立てでした。ということは、30年後の経済状況が今と全く同じでないとこちらは利益となりません。これは結構なリスクです。保険に入っているのにリスクがあることは意外と多いです。
また、入院時の保障は定番中の定番ですが、本当に必要でしょうか。実際に入院する可能性のある病気や怪我を想定し、どのくらい入院が必要なのかも調べればだいたい必用な費用はわかるはずです。
そして、日本には「高額療養費制度」や「医療費控除」もありますから、掛け捨ての保険ならそこまでお得ではない可能性があります。
保険に加入しなかったらその分貯金できたとも考えることもできますよね。
保険はお金を払えば安心、お得というイメージがありますが、それらは全て「もし、こうなった場合はお得になる。」という意外と厳しい条件のついたお得なのです。スーパーの安売りとは違うのです。
もちろん、保険が必要な場合もあります。そのとき、考えられるリスクと、保険の特徴や金額をしっかりと考えましょう。
例えば、途中での契約の変更が容易か否かはとても重要なポイントです。
保険はご存じの通りたくさんの商品があります。バリエーションも豊かです。県民共済など、安くてお得な内容のものもあります。ぜひこの記事をきっかけに自分に合った、損をしない保険商品を見つけてほしいです。
最後に
ぼくは、保険のプロではありません。今日の記事は、自分なりに調べたことの一部です。ただ、自分の経験として、営業マンに流されかけました。
知り合いは、1年目に加入して、翌年には違約金を払って、解約しています。
教員とはいっても1年目から数年はそこまで高い給料ではありません。本当によく考えて最適な決断をしてほしいと思います。
ぼくが無知にも程があったのかもしれませんが、調べたことでカモにならずに済んだのだと思っています。
先生となったばかりの方は本当に忙しい毎日だと思います。ですが、保険の知識は絶対に必要です。莫大な損をする可能性があるからです。
最後にぼくが一番参考になった本を紹介します。
この本は、保険がなぜいらないのかということ、保険を選ぶ際に必要な思考、そして、おすすめの保険も紹介してくれています。
おすすめと言っても、別におすすめの保険に誘導するような文言もありません。参考にどうぞという程度なので、保険の勉強のとっかかりに最適だと思います。
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